ねむぺんぐらしの備忘録

ぽつりぽつりと、思ったことを綴るサブブログです✏︎

季節で香りを感じる、心を救ってくれた花の香り

こんにちは、ねむぺんです。

こちら、ねむぺん日和のサブブログとなっています。

 

最近、ブログを書くことに義務感を感じてしまっていて心から楽しめず、なかなか書く気が起こりません。メンタル面も少しブレてしまってなんだか心がざわざわする日々。

もう少しラフにブログに向き合いたいと思い、不定期ですがこちらのブログを書いてみることにします。

 

最近、やっと涼しくなってきましたね。

日中はまだまだ日差しが強いですが、朝や夕方から夜にかけては少し肌寒いくらい。

秋になると、近所を歩いていると私の大好きな『金木犀』の香りがふわっと香ります。

 

皆さんは天気や季節の香り等、感じますか。

雨が降る前に感じる土っぽい匂い、そして雨が止んだ後の濡れたアスファルトの匂い。

晴れの日は、洗濯物を取り込むときのお日様の少し香ばしいようないい香り。

 

春は、ポカポカなお日様といろいろなお花の香り。夏は、緑や木の匂いを感じます。そして、大好きな秋『金木犀』の魅力的な香り。冬は、ツンとした透き通った空気の香り。

 

天候や季節に応じて、なんとなく感じられるこの香りって全員が感じられるものではないんだそう。夫に、『雨が降りそうな匂いがするね。』と話した時、『そう?なんでわかるの?』と言われました。

 

俗に言うHSP(繊細な気質を持っている人の総称)さんが、こういった香りの変化を感じやすいそう。

HSP気質を持っていると、感じなくても良い相手の気持ちを察してしまったり、相手ファーストで物事を考えてしまって、気疲れしてしまうことが多かったり。

 

HSP気質の人が持っているマイナス面ばかりに目が行きがちですが、感受性が豊かだからこそ、季節や天気の香りを楽しむことが出来るんですね。

こんな素敵な一面もあると知った時、少し心が楽になりました。

 

こういった季節の香りを楽しみながら、日々を過ごせたら素敵ですよね。香りって、癒し効果があると思うんです。

 

中でもお花は、見た目も香りも良くて本当に癒されます。私が数年前に、心の病となった時癒しとなったのが『お花の香り』でした。そのお話を少し。

 

数年前、前職の会社でメンタルを病んで職場に行けなくなり、人と会うのが怖い、誰とも会いたくない、今の自分を他人に見られて幻滅されてしまうのが怖い・嫌だと引きこもって自己嫌悪に陥っていたその頃、母が気晴らしになればと近くのバラ園に連れ出してくれました。

 

バラ園に入った時に感じた薔薇の香り、景色。本当に綺麗で、涙が出そうになりました。あの時の景色が、私の荒んだ心をほぐして癒してくれました。今でも鮮明に覚えているほど本当に綺麗なものでした。

 

それまで私にとって、『お花』は、庭や公園に咲いている物または送別の品やプレゼントとして渡すもの。であり、日常で気にしたことがありませんでした。

この日から、私にとって『お花』は癒しであり、心の支えとなっています。

 

季節ごとに咲く綺麗な花を眺めて、あの日のことをたまに思い出します。あの時、見た薔薇の景色はきっと一生忘れることはないでしょう。

 

私の支えになっているお花と香りのお話でした。

 

こちらは、近所を散歩しているときに見かけた金木犀です。

 

深呼吸して、息を吸ってみると季節の香りが感じられるかもしれません。

忙しい日々の中でも、こういった季節や天気を感じられる時間があればもっと大切なことに気付けるのかもしれませんね。

 

ではでは、また次回。