こんばんは、ねむぺんぐらしの備忘録です。
前回、『幸せとは』をテーマに記事を書いています。是非。↓
今回は、『相手への心配は、自分自身へのSOS』の記事を書いていきます。
先日、夫との会話でこんな出来事がありました。
出先で思わぬ人混みに出くわした際でした。私は人混みが苦手な夫を心配『したつもり』で、「ねむぺん夫、人凄いけど大丈夫?」と聞きました。
すると、夫は「僕は、大丈夫だよ。ねむぺん(私)こそ大丈夫?少ししんどいんでしょう。人混みから抜けて少し休もう。」と言われました。
そう、私自身は夫を心配して言った「つもり」の言葉。実は、本当は自分自身へのSOSの言葉だったんです。
以前、夫は前職の環境により、適応障害と診断された過去があります。
今でも、普段から出先や日々の生活で夫が体調が悪くなっていないかと、表情や様子から読み取ったり、声掛けを意識的にしながら『夫の心配』をよくしています。
今回もその一環で声掛けをしたつもりが、実は自分自身が『人混みによって体調が悪くなっている』ことに夫に言われるまで気付かなかったのです。
私は、自分自身の体調が悪い時にこそ人の心配をしてしまう節があるようで、今回のことをきっかけに「自分の考え方や行動の癖」に気付くことができました。
私は、普段から人のことを気遣う気持ちから本音や言いたいことを我慢してしまうことが多い傾向にあります。
相手への心配の声掛けを通して、本当は「自分自身のSOSサインに気付いてほしい。誰かに心配してほしい。」という深層心理が働いているのではないかと考え付きました。
そうして、この考えに至った時に腑に落ちるものがありました。
あぁ、私は誰かに心配してほしかったんだと。そんなやり方でしか、相手に伝えられない自分の不器用さ。でもこれが私なのだなぁと。
普段から、良く私のことを見てくれている夫だからこそ気付けた点だと思います。感謝感謝です。いつも、ありがとう夫。
これからはせめて1番近くに居る夫には、「自分の声にしっかりと耳を傾け」、「素直に自分の気持ちを伝える」ことを努力して徐々に出来るようになりたいと思っています。
相手への気遣い・心配りが出来ること。これは、素敵な事だと思っています。
だからこそ、同じく「自分自身」にも気遣い・心配りをきちんとしてあげたいと思います。そうやって、自分自身を見つめることで、きちんと『SOSサイン』に気付けるように。
皆さんも、自分の声に耳を傾けてみてください。自分の本音はどこにあるか分かるかもしれません。自分自身を守れるのは、自分だけ。
日ごろからの「メンタルケア」、大切にしていきたいですね。
今回もご覧いただきありがとうございました。