ねむぺんぐらしの備忘録

ぽつりぽつりと、思ったことを綴るサブブログです✏︎

自尊心を高める、心の安全地帯でありたい

こんにちは、ねむぺんです。

前回は、『言葉の伝え方・受け取り方を考える』をテーマに記事を書いています。

是非。↓

nemupen2.hatenablog.jp

今回は、最近夫との会話の中で「自尊心」について考えたことを綴りたいと思います。

 

夫と私は性格が似ていることもあり、互いに考えていることや大切にしている価値観が近いんです。夫と過ごす時間は、ありのままの私を受け入れてもらえるので気を張ることもなくリラックスして居心地良く過ごすことができます。

家族や親しい友人。気心が知れている間柄や互いの性格を知っている人の前では心地よく過ごせる私たちですが、すべての人間関係においてそうとはいきません。

 

例えば、会社の人間関係。

夫の会社の人間関係は希薄であり、皆何を考えているのかよく分からないんだ、と夫はよく言います。

これは、どの人間関係にも言えることですが、人の気持ちや思っていることは本人にしか分かりません。それは重々承知の上で、私たちは相手からの評価・相手がどう思っているのかどうしても気になってしまうのです。

 

私は、人からの評価を気にします。(これは夫にも言えることですが。)自分は相手にとって役に立っているのだろうか、どのように評価されているのだろうか。常に不安で仕方ないのです。

 

自分のことを大切に出来ている人、自尊心が高められている人はこうは思わないのだろうと思います。仮に思ったとしても、相手がどう思っても仕方のないことだと割り切れるでしょう。

 

私や夫は、自分で自分を認めてあげることが苦手なのだろうと思います。特に夫は根が真面目な人なので、余計に自分に完璧を求めてしまうようで。

完璧な人間なんて居ないと分かっているのに、完璧であるべきだ、こうあるべきだと思ってしまうんです。

そうでないと不安だから。自信が持てないから。きちんと出来ている自分でないと、必要とされないのではないかと思ってしまうから。

 

とある日、私が話の流れでぽろりと「私なんて、何も出来ない人間だから。」と愚痴をこぼしてしまった時、夫はこう言ってくれました。

「そんなことないよ。いつも色々やってくれて感謝してるよ、ありがとう。自分(夫)はいつでもあなた(私)のことを全肯定するから。」と。

この言葉を聞いた時、心がふわっと軽くなったんです。

夫にとっては何気ない一言だったと思います。でも、この一言が私にとっての救いとなったんです。

自分で自分を認めてあげること・褒めてあげることが苦手だからこそ、自分が最も信頼している人からの言葉が救いになるのだと。

 

私も、温かい言葉をかけてくれた夫に対して「ありがとう。私も、あなた(夫)のことをいつでも全肯定するよ。」と返しました。

 

大切な人からの言葉で、自分を大切に出来るのだと。夫からのその言葉で前よりも少し、自分のことを好きになれる気がしました。そして、私も同じように夫や周りの大切な人に優しい救いの言葉をかけられる人になりたいと強く思ったのでした。

 

自尊心・自己肯定感を高めること、それはとても難しい。だからこそ、大切な人にとっての心の安全地帯になりたい。

自分の大切な人が不安に思うとき・自信がなくなってしまった時、あなたはありのままのあなたで十分。いつでも傍に居ると。そのままで、大丈夫と伝えてあげたい。

 

夫のように温かい「言葉」を選んで、相手に届けられる人でありたいと思います。

きっと、そんな相手や居場所があれば少しずつ自分を認めてあげられたり、自分のことを好きになることができるはず。そして、その積み重ねが自尊心を高めることに繋がるのではないかなと願っています。

 

今回はここまで、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

おまけ

最近のお出かけで撮った、すすきの写真お気に入りです。すっかり季節も冬に近づきましたね。皆様ご自愛ください。